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【VRChat】快適に遊ぶための機器選び:使っているものと使わなくなったもの

VRChatを始めてから1年半が経ちました。

この間、色々な周辺機器を購入して使ってきたので、今使っているものや、買ったけど使わなくなったものについて書いてみようと思います。

VRChatを始めたいけどどんな機器を買えばいいか迷っている方や、機器のアップグレードを考えている方の参考になれば嬉しいです。

使っているもの

HMD周り

HMD:Meta Quest 3

Meta Quest 3はスイートスポットが広く視野の端まで鮮明で、音質も良く、音の方向も分かりやすいので、VRChatを遊んでいてとても快適です。
以前使っていたQuest 2には到底戻れそうにないですね…。

予算に余裕があるなら、Quest2と同じ光学系のQuest 3Sではなく、Quest 3を選ぶほうがいいかなと思います。
また、出来の良いフルトラが安く手に入るPICO4 Ultraもいい選択肢です。
Quest 3は重量バランスを改善するために四苦八苦する必要があり、フルトラ含めトータルで見るとPICO4 Ultraが一番コスパ良いと感じます。
加えて、Quest 3は内視野角が狭く、人によっては目と目の間に柵があるように感じます。そのため、メガネを使う場合は、PICO4 Ultraのほうがより広く見えるはずです。気になる方は店頭で確認することをおすすめします。

自分はジェスチャーでいろんな表情に変えるほうが喜怒哀楽が表現できていいと感じているので、今のところQuest Proは買わなくてもいいかなと思ってますが、それはそれとして見る分には顔トラは非常にかわいい。

kxn4t.hatenablog.com

コントローラー:Meta Quest Touch Proコントローラー


(交換品の画像しかなかった)

上のレビューでも書いたんですが、Quest 3の標準コントローラーは、下のほうのトラッキングが弱く、立っているだけで腕が突然どこかにいってしまうことが多々ありました。

Proコンは後ろに腕を回しても飛ぶことがないので、写真をよく撮る自分にとっては買い替えて非常に良かったと感じています。

ただし、ハンドトラッキングしたあとにコントローラーが戻ってこないなどQuest 3との接続が不安定で、いちいちコントローラーの電源をつけ直さないといけなかったりと、不便なところも多くあります。

あと、相変わらずドリフトはひどいので、クイックドライクリーナーが欠かせません。

KURE(呉工業) クイックドライクリーナー 430ml 電気・電子パーツ洗浄剤 1419

今のところ、Proコンは公式サイトからしか買えないので注意です。

Meta Quest Touch Proコントローラー

ナックルストラップ

コントローラー持ちっぱなしがつらいので、ナックルストラップも使ってます。

このストラップだと付けてないときと同様に問題なく充電できるので重宝しています。

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ストラップ:Meta Quest Eliteストラップ(バッテリー付き)

Quest 3もフロントが重いので、なんらかのストラップに付け替えが必須です。

純正のEliteストラップは安定感があり、ストラップの充電を通して本体も同時に充電できるので非常に便利ですね。
充電用のUSB-C端子が頭の後ろ側にあり、充電しながら使いやすくなる点も良いです。

BOBOVR M3 Proも買って使ってみたんですが、どうしてもぐにぐにと揺れて安定せず、やはり純正のほうが剛性感もあり良かったですね。

カウンターウェイト

Studioformのカウンターウェイトを使っています。

バッテリー付きEliteストラップを使う場合、100gのもので十分じゃないかなと思います。
あるのとないのとではつけ心地が天と地ほど違うので、なんらかのカウンターウェイトをつけるのをおすすめします。
自作したい場合、タイヤ用の薄いバランスウェイトを使うと薄く綺麗に仕上がります。

www.studioformcreative.com

あと、次点としてAnkerのモバイルバッテリーもおすすめです。
バッテリー付きEliteストラップの後ろの端子に直接挿せるので、充電もさせつつカウンターウェイトともなる一石二鳥なアイテムです。

トラッカー周り

トラッカー:VIVEトラッカー Ultimate

最初はかなり厳しい商品だったんですが、アップデートにより格段によくなりました。
日本で一番使っている自信がありますが、自分の環境ではネガティブな部分はほぼないです。
詳細なレビューは関連記事を参照してください。

今は両足、腰、胸、頭(キャリブレーション用)の5つをつけてます。

kxn4t.hatenablog.com

ベルト

すべてEoZのベルトを使用しています。

特に、足の甲につけるタイプのベルトは安定感が段違いで、靴下のように履くだけでつけ外しできるのでおすすめです。

胸も非常につけ心地がよく快適なのですが、高いのが難点ですね…。

PC周り

力こそパワーを感じます。

CPU:Core i7 14700K

色々怖いのと発熱がすごいため120w程度で電力制限していますが、それでも以前使用していたCore i5 12400からFPSが10~20程度上がりました。

PhysBone周りの処理とかはやはり重いみたいで、買い替えてとても良かったです。

グラフィックボード:GeForce RTX 4080

以前はRTX3060Tiを使っていたんですが、VRChatを始めてVRAMが足りなさすぎて買い替えました。

普段はVirtual DesktopのUltraで遊んでいますが全然FPSでるのですごい。
いつも遊んでるくらいの負荷だと70度くらいまでしか上がらないので、4000番台はいい感じですね。

自分は玄人志向のものを使っています。
3年保証なのと、グラボを支えるステーが付いてくるので安心感があります。

使わなくなったもの

BOBOVR M3 PRO

Quest 3用のヘッドストラップです。

純正品に比べて剛性感が低く、頭を揺らすとギシギシと揺れてつらかったのと、バッテリーからジーッと異音が鳴ってつらかったので使うのをやめました。
揺れるとパキパキするのでパススルーの誤爆酷かった部分もネガティブなポイントとして挙げたい…。

純正は高いだけあってしっかりしてるなあと感じますね。
頭を振っても揺れることなく頭にしっかり追従してくれるというのは結構快適性に直結します。

HaritoraX ワイヤレス

IMU式のトラッカーです。

普通に写真を撮る分にはいいんですが、身体の滑り具合と、数分に一度のキャリブレーションがつらかったです。
自分の身体が動いているという感覚ではなく、きぐるみのような感覚で、アバターとの一体感みたいなのはあまり感じられなかったです。

その点、VIVEトラッカー Ultimateは自分の身体という感覚がすごくあり、買い替えてよかったと感じます。
一度光学式を体験すると、IMU式はあまりおすすめしづらいですね…。
予算との相談になりますが、中古のベースステーション1.0とVIVEトラッカー3.0を3個買う選択肢もありかなと思います。

今からHMDを買うのであれば、PICO Motion Trackerも非常に出来がよいので、PICO4 Ultra + PICO Motion Trackerを買うのが一番安上がりだと思います。

ContactSheet

QuestコントローラーをIndexコントローラーのように指を動かせるようになるものです。

Quest Proコンにはとことん合わないと感じます。
つけたままProコンの充電台には乗らない、付属のストラップだと充電時毎回脱がす必要がある、形状がProコンにマッチしておらずズレてくる、など。

あと、付属のソフトもSteamVRが固まるなど急激に重たくなる場面があり、常用は厳しいと判断してつけるのをやめました。

同時期に発売したYubitora+はどうなんでしょうか…。

ModMic ワイヤレス

HMDにつけられるワイヤレスマイクです。

Quest 3本体のマイクより音質がいまいちで、PCのファン音などを拾ってしまうため使わずにお蔵入りとなりました…。 ワイヤレスマイクはやはり音質面で難しいですね…。

さいごに

今回は、私が実際に使っているVR機器や、購入後に使わなくなったものをまとめてみました。

VR関連機器はさまざまな選択肢があって迷うことも多いですが、今回の記事が、みなさんの機器選びやアップグレードの参考になれば幸いです。

(改めて見ると、VRChatに一体いくら溶かしてるんだ怖すぎる……になりました)