去年の9月に「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」を購入してから早1年が経ちました。
この1年の間、コスプレ撮りに行ったり、旅行に行ったりしましたが、ほぼこれ一本で立ちまわってみました。
唯一無二のスペックを持つ当レンズですが、自分が買おうとした際、あまりレビューがなくて困った覚えがありますので、使用感等々まとめておこうと思います。参考にしていただけたら幸いです。
#たまには写真カテゴリっぽいことしとかないとね……。
スペックおさらい
単焦点に匹敵するレベルの最高画質。
APS-C用大口径標準ズームレンズの決定版。
このレンズは世界で初めてズーム全域で開放F値1.8を実現した、APS-C機専用の大口径標準ズームレンズです。
焦点距離は18-35mm、35mm換算で27-52.5mmとなってます。
全域F1.8とかいう化物なんですが、代わりにめちゃくちゃ重いしでかい。
フィルター径72mm、重量810g。
長さはiPhone6sと同じくらいです。ズームリングを回しても全長は変わりません。
内容物
まずは外箱
シンプルでかっこいいです。
続いて内容物。この他に説明書と保証書が入っています。
レンズケースもついてますけど、かなりしっかりとしてますので相当大きいです。
大きさ比較
今手元にあるレンズを並べてみました。
左から順にSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM、17-50mm F2.8 EX DC OS HSM、AF-S DX NIKKOR 18-140mm f3.5-5.6 ED VRです。
17-50mm F2.8 EX DC OS HSMもなかなか大きくて重いですが、それを遥かに凌駕する巨体です。
画質は?
そんな唯一無二のスペックと図体を持つこのレンズですが、当然気になるのは画質ですよね。
素晴らしい
開放から素晴らしい画を見せてくれます。
ちなみに愛機はD5300です。
開放はやはりピントが薄くなかなか合わせるのは難しいですが、合っている部分に関してはキリッと解像します。また、ボケも滑らかでとてもズームレンズとは思えないとろけるような自然な仕上がりです。
これは手持ち撮影ですが、大きくブレることもなく撮ることが出来ました。F1.8だからこそなし得る技です。夜景も全然いけちゃいますね。
使用感
ズームリングの重さはちょうどいいです。重すぎない程度に回すときに適度な抵抗があります。にゅるにゅるにゅるっと回るので結構気持ちいいです。
AFの速度も速く、特に気になったことがありません。AEに関しては露出オーバー気味で出るので、そこは下げてあげないと明るく出すぎるところはあります。
欠点
見て頂いた通り、素晴らしい画が出てくるので申し分ないんですが、なんといっても重い。もうそれはもう重い。
京都-USJとぶら下げたまま丸2日歩いた時は肩が完全にやられてしまいました。
この大きさと重さがこのレンズの唯一の欠点ですね。いやもうホント重い。たまに単焦点とかつけるとカメラじゃないみたいに思えてしまいます。
まとめ
素晴らしい画質と引き換えに巨大な図体。
まあなんとかなります。私は1年中これで過ごしましたから。きっとこれからもこれで過ごすでしょう。
ただ、購入しようと思っている方は、一度店頭で手にとってからにしたほうがいいかもしれません。この重さを許容できる人はなかなかいないかもしれません。
また、単焦点レンズですと、室内が厳しいですよね。ズームができるっていうのはやはり大きな利点です。充分に単焦点レンズ以上の活躍をしてくれます。
いわゆる標準ズームですが、望遠側が若干足りないと感じるときはあります。でも、これ一本で撮るぞ!と思える、使っていて楽しいレンズです。
何度もいいますが、重さとどっちをとるかは人それぞれです。ほんと重たいので…。
SIGMA 標準ズームレンズ Art 18-35mm F1.8 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 210540
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2013/06/28
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